[内視鏡検査]

 内視鏡検査とは、口からファイバースコ-プを挿入して食道、胃、十二指腸の内部をみる検査です。ファイバースコープを飲みやすいように喉の麻酔をしたり、緊張をとる注射(睡眠状態になります)をしますので苦痛はありません。内視鏡施行中もモニターで監視していますし、内視鏡施行後はリカバリールームでゆっくりお休みいただきます。今まで内視鏡が苦痛だと思っていた方は、当院の検査で、こんなに楽なものかと考え直すと思います。

[大腸内視鏡検査]

 肛門よりファイバースコープを挿入して直腸、S状結腸、下行結腸、横行結腸、上行結腸、小腸末端までをみる検査です。上部消化管内視鏡と同じく緊張をとる注射をいたしますので苦痛はありません。当院では、平日は院長が、第2、第4水曜日は外勤医師が検査を担当しています。
 近年、日本では食生活の欧米化に伴い大腸疾患が急増しています。下痢や便秘が慢性的に続く、お腹が痛い、便に鮮血が混じった、黒色便が出た、残便感がある、大腸癌の家族暦があるような方は、症状が進み、つらい状態になる前にこの検査をお勧めします。

[内視鏡的大腸ポリープ切除]

 当院では内視鏡的に大腸ポリープを切除しています。ポリープ切除後は、出血、穿孔などの合併症に注意しなければなりませんが、当院ではポリープ切除後の潰瘍面や切除断端にしっかりと止血用クリップをかけるようにしています。今までのところ出血、穿孔などの合併症は1例もありません。

[超音波検査]

 当院では甲状腺、乳房、腹部(肝臓、胆嚢、膵臓、左右腎臓、脾臓、腹部大動脈、膀胱、前立腺、子宮、卵巣)、心臓・頚部の超音波検査を行っています。当院で対処できる場合は当院で、さらなる精密検査が必要だったり、専門的なアプローチが必要な場合は専門医へお送りいたします。
 心臓超音波は第3・第4土曜日、他の超音波検査は随時、予約制で行っています。